帰宅困難者になるの巻

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2014年02月19日 01:24





二度目の大雪に見舞われた14日金曜日。

スタッフを早めに帰宅させるも月曜納品の仕事があるため、
子ども達は義父母宅に預けて夫婦で残業する事に…
(この選択が間違ってたんですけどね)

会社は奥多摩にあるんですけども、
前回の雪だって残ってるのに夕方からガンガン積もりまくり。
この日の夜は帰宅を断念せざるを得ませんでした。

で、コレ。

起きたらコレ。

何コレ。





屋根にどっさり。





外のトイレに行くには雪かきをしなくちゃいけません。





中途半端に雨が降って、
道路上はベシャっとした重たい雪に…

私の車は四駆でスタッドレスを装着ですが
道路に出てみるも3秒でスタック。





午後になったら地元の建設会社さんが
ちょっとだけ除雪をしてくれました。





というわけで再度帰宅を試みて
車を3分ほど走らせるも…

えええええ!な、雪崩?!東京なのに?!
完全に道が封鎖されてるじゃない!!!

奥多摩から帰宅するには2本の道路しか繋がってないのですが、
もう片方も倒木のため通行止めになってるって冗談でしょ?

JRも復旧見込みが立たず、完全に陸の孤島じゃないですか!

今日も帰れないなんて!子ども達に会えないなんて!

昨日の選択を激しく後悔しつつも、
月曜納品の仕事を片づけてから就寝です。





日曜日。月曜納品の仕事は終わったけど、
そもそも宅配便が動けるわけもないので
取引き先のIさんに夫が電話して事情を説明。

するとIさん、例の碓氷峠のアレに巻き込まれて
金曜から車中泊だったそうで…深刻じゃないですか!
月曜納品の荷物が遅れます云々じゃないよね。

奥多摩でも重病人搬送のため救急車ではなく
ドクターヘリが出動するくらいだし、
道路の通行止めもいつ解除されるか分からないし、
JRの復旧もいつになるか分からない…。

ネットの情報、特にTwitterで情報確認すると
青梅もかなりカオスな事になってるようだぞ。
食料はまだあったけど預けてる子ども達が気になるし、
これはもう歩こう!歩いて帰ろう!ていうか、歩いて帰る!

と夫に訴え、夫婦で歩いて帰る事にしました。





歩くのは雪崩のあった道では無く、倒木のあった道。
ちょうどJR青梅線の隣りを通る国道を歩きます。

奇しくも、この日は青梅マラソンの開催日。
この国道が青梅マラソンのコースになっておりまして、
30kmの折り返し地点は会社からもわりかし近いのです。

そんなわけで、青梅マラソンの復路を倒木を数えながら歩きました。





いや、でも、あれ?倒木多くない?
台風でもこんなに倒れないよね?





いやいやいや、怖すぎるでしょ!

最初は夫婦で呑気に数えながら歩いてましたが、
ちょっとシャレにならないくらい…数十本折れてたよ。

しかも、道路上だけならまだしも、線路上にも倒れてるんだもの。
これは除雪作業と倒木撤去作業を同時に進めなきゃいけないもんね。
JR復旧もあと数日はかかるんだろうなあ。





会社から電車が動いてる青梅駅まで約13km。
ほぼ緩やかな下り道なので歩く距離としては全く問題無しだけど、
やっぱり所々の雪道で滑るし、長靴は歩きにくいものだね〜。

途中で休憩をはさみながら3時間半歩き、
電車に乗って義父母宅に無事到着できました。





息子は義父母宅に何度もお泊まりしてるから寂しくないようだけど、
娘の第一声は「もう!かあちゃんおそかったよ!」だったので
3歳児にはちょっと寂しい思いさせちゃったかしらね。

ごめんごめん。

とにかく子ども達に会えて一安心、
散らかってても我が家が一番!と素直に思いました。

だけども、青梅市の道路は除雪が追いつかなくて大渋滞だし、
まだまだ通行止めの箇所もあるし、孤立してる人達もいるし、
ていうか、関東近県だと山梨も埼玉も群馬も酷いし、
そもそも大雪のニュースが扱い小さすぎじゃないの?

そりゃソチ五輪は凄いし、バリ島邦人は心配だったけど、
もうちょっと大雪の報道しても良くない?

舛添さんはソチの閉会式に参加のため出張してる場合じゃないでしょ?
とか何とか、色々考えちゃう今回の経験でした。

あと、会社にいる時「ああ!あのキャンプ道具があれば!」と思う事多々だったので、
会社用にも色々買って置いておこうと思ったのでした。





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