2015年10月27日
037:アプトいちしろキャンプ場

10月はハロウィンイベント目白押しですが、我が家の息子は10月生まれ。
ハロウィンよりも誕生日!なので、9歳おめでとうキャンプをしてきました。
そして9歳おめでとうキャンプは珍しく母子キャンではありません。
夫も一緒に超久々のファミキャンを楽しんできましたよ。
さて、主役の息子ですが、彼の好きなものは「電車、カブト虫・クワガタ、コロコロ」。
夏の終りと共に虫シーズン終了になるので、そうすると電車熱が上がってくるのです。
最近は色々な電車に乗ってみたい欲求があるので、その気持ちを満たすべく、
自宅からキャンプ場まで電車の旅を計画しました。
夫と息子は自宅からキャンプ場まで電車で、私と娘は車で出発。
まずは静岡市にあります広野海岸公園の写真からスタートです。

これこれ!この難破船遊具で遊ばせたかったのです。

難破船遊具の他にもちびっこ向けアスレチック遊具があったり、
何故だかアンパンマンファミリーの石像があったりします。
まずは、あんぱん。

しょくぱん。

かれーぱん。
他にも有名どころのやなせキャラが勢ぞろいです。
アンパンマン好きと公言するのは恥ずかしいお年頃の娘ですが、
大喜びで写真を沢山撮らされたのでした。

10月でも暑いくらいで少しだけ水遊びもしましたよ。
午前中は公園で過ごし、お昼過ぎに静岡駅近くのケーキ屋さんで注文してたケーキを受取り、
さあて、これからキャンプ場へ行くぞ!と思っていたら夫から電話。
どうやら人身事故があって予約していた大井川鉄道のSLに間に合わなかった様子。
しかもSLを逃すと次は普通の電車になり、さらにそれは3時間後だと言う…
3時間も駅で途方にくれるのはアレだし、車で迎えにいこうか?と提案したんだけど、
息子は「SLは乗れなくても良いから、どうしても7200系に乗りたい!」との事で、
新金谷駅で夫と息子は3時間過ごしたそうです。

母娘は静岡駅から1時間半ほど車を走らせ、
アプトいちしろキャンプ場に14時頃到着。
大井川線が見えるという「くのわきキャンプ場」と迷ったのだけど、
息子のリクエストで井川線のアプト式鉄道が見えるキャンプ場になりました。
井川線のアプトいちしろ駅からキャンプ場まで歩ける距離なので、
夫と息子のゴールをキャンプ場にしたかったんですが…
井川線の最終に間に合わず、アプト式鉄道は翌日に持ち越しです。

電車チームは16時過ぎに千頭駅に到着するので先に設営。
我が家が利用したのは湖沿いのサイトで電源サイトを利用です。
全部で25サイトあるけど、埋まってたのは我が家を含めて6組かな?
ワイワイ賑やかなキャンプ場を利用する事が多いので新鮮な感じ。
テントの後ろに見える階段を登った所に炊事場やトイレがあるので、
トイトレ中の小さい子がいるとちょっと面倒かもしれませんが・・・
無印津南やくりの木キャンプ場なんかに比べれば全然楽勝でした。
トイレとシャワー室の建物はとてもキレイだったし、
トイレはウォシュレット完備でばっちり。
炊事場の水が白っぽかったので、気になる人は気になるかも?
我が家は普通に歯みがきして問題ありませんでした。

今回はテンティピのインナー無しで、半分お座敷、半分土間仕様。
キッチンテーブルも中に置き、火を扱う場合は外で調理します。
とは言え、電源サイトなので炊飯器を持ち込んでるし、
初投入の黄色いシャトルシェフにはシチューを仕込んできたし、
大根と水菜のサラダも家で切ってジップロックに放り込んできたし、
後はユニセラでお肉を焼けば良いので、調理台として使う事は無かったです。
にしても、シャトルシェフ良い!すごく良いわあ!
以前キャンプ本でAYUMIさんが紹介してるのを読んで、
ずーっと気になっていたのだけど、使ってみたら超便利なんだもの。
詳しい説明はシャトルシェフでググっていただきたいのですが、
朝シチューの材料を入れて15時頃出してみてもまだ熱々なんだよ?
今後はキャンプ前に何かを仕込んでから行く事が多くなりそうです。
ちなみに1泊なのにクーラーボックスとクーラーバックがありますが、
ひとつには息子の誕生日ケーキが入っているのでした。

フェリシモで買った収納座布団も活用。
夫も座布団を使いましたが中の寝袋が良い塩梅にふかふかだったそうです。

そんなこんなで16時過ぎに千頭駅へ迎えにいきますよ。
キャンプ場から駅までは15分くらいでした。
こちらが7200系の車両。その昔、東急電鉄で使われてた電車で、
その後は十和田観光電鉄で三沢〜十和田を走ってたけど2012年に廃線。
そうして大井川鉄道にやってきた車両なんだそうです。
他にも21000系という昭和33年製造の凄く古い車両も走ってて息子はもちろん、夫も興奮。
SLは乗れなかったけど2回くらいすれ違って見れたし、それよりも電車に夢中だったのでした。

そんな息子なのでパーシーには興味無く…

ヒロにも全く興味を示さずでした(´ω`;)

駅で二人をピックした後は、もりのいずみという日帰り温泉へ。
キャンプ場で割引券を貰ったので大人は半額で入れました。
内風呂が充実してるのだけど、中でも深さ130cmの立ち湯?が珍しかったです。

そして晩ごはーん。
外で薪ストーブいじりつつ、ユニセラでお肉を焼いたんだけど…あれ?
子ども達が前よりお肉を食べるようになってる?
豚バラと牛カルビを1パックずつ買ったのだけど、
ちょっと足りないくらいだったよ。
特に息子が豚肉LOVEっぽいので、次から気持ち多めに用意します。

食後は誕生日ケーキでお祝い。
まだまだ丸いホールケーキにろうそくを立てたいそうですが、
こうやってお祝いさせてくれるのも残り数年…と思うと切ないな。
だって5年後には14歳で思春期真っ只中でしょ?
息子の素直な子供時代もあと少し…目一杯楽しもうと改めて思い就寝。

夜は全員早めに寝たはずなのに全員で朝寝坊。
暑くもなく、寒すぎず、快適に眠れた証拠です。
だけども、この日はアプト式鉄道に乗るので、それなりに準備しなきゃね。
朝ご飯を食べたら即撤収作業です。

撤収作業の途中でしたが、電車の時間が迫ってる!
との事で夫にカメラを託し、夫と息子は駅まで歩いていきます。
キャンプ場のすぐ隣にトンネルがあって、そこを通っていくのだけど、
後で夫が「トンネル暗すぎて、小さいLEDライトじゃ全然駄目!怖えーよ!」
と申しておりましたので、暗闇が怖い人は超明るいライトをお持ちください。
で、トンネルを抜けるとすぐ駅に到着したそうで、
そりゃもうワックワクで電車を待つ息子です。
(ここからしばらく夫が撮影した写真になりますよ)

アプト式鉄道はギザギザのレールが特徴的なので
至る所を興味深げに観察しておりました。

電車がきたらこの笑顔!

アプトいちしろ駅から出発すると、すぐにキャンプ場が見えますよ。
テンティピが小さく見えて、その前にゴマ粒くらいで立ってるのが私と娘。
顔は見えないけど、一番後ろにいると聞いてたので手を振り合いました。

アプトいちしろ駅から次の駅、長島ダム駅まで高低差が90mあるそうで、
その区間をアプト式機関車「アプトくん」が押して進むのです。

息子は車内でも座って見たり・・・

ドアのそばで立って見たり・・・

車窓から見える風景を楽しんでおりました。

現在の終点駅は接岨峡温泉駅になってるので、
私達もテントを片付けたらすぐに車で向かいます。
そして今度は私と子ども達が電車に乗り、
夫が終点の千頭駅まで車で先回りするのです。

普通の電車は「きょうみないもん」と言って乗りたがらない娘ですが、
アプト式鉄道はとても楽しかったようで!景色を楽しんでおりました。

母は長島ダムに興奮。
大きい建造物ってワクワクするよね~。

接阻峡温泉駅~千頭駅は車だと30分も掛からないくらいですが、
アプト式鉄道だと機関車の付け替えもあるから1時間掛かるのかな?
のんびりと景色を楽しみ、終点の千頭駅に到着すると・・・おお!SL!
こんなの見ちゃったら乗りたがっちゃう?と思ったものの、
やはりこれは見るだけで満足なんだそうです。

それよりも、こういうレトロな車両に心惹かれるんだそうです。
沢山の車両に乗って、車両を見て、息子の頭はかなり活性化したよ。
活性化しすぎて帰りの車内では延々と電車のお喋りをしてたけどね、
とにかく楽しめたようで良かった良かった。家族で大いに楽しみました。

そんな息子への誕生日プレゼントはこちら。
「週刊 鉄道にっぽん 鉄道ジオラマ」です。
そう、ディアゴスティーニ商法に乗っかってしまいました。
1年生の時からずーーーっと「鉄道模型作りたい!」と言われてたので、
これが発売されるとCMで見たときはそりゃもう大変な騒ぎになりました。
今は特に習い事してないし、まあ、本人の興味ある事だしね、
毎月の出費が習い事代と同等と考えれば・・・アリかな?
1号から毎週買っておりますが、組立は新しい家に引越してから!
という事で、息子は悶々とした気持ちでパーツを眺める日々です。
ちなみに100号まであるから約2年買い続けるのかな?
それとも途中で飽きるのかな?とりあえず頑張ってください。
お誕生日おめでとうございました。